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手を使うことで思考が育つ

2025.06.20 ハピネスこどものいえ ハピネス日記

こんにちは!みなさん手先を使った作業は好きですか?
広報の*めー*は手を動かすことで落ち着くのか、妊娠中はよく縫いさしをしていました。
モンテッソーリ教育では手先を使って子どもの発達を促します。
今日はそのようなお話がハピネスこどものいえの保育士さんから届きました。

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今日のクッキングの活動。

給食の汁に使うお出し(昆布、干ししいたけ、いりこ)3種をちぎる活動がありました。

いりこや昆布ってこんなに細かくちぎれるのね、と感心する細かさ。

繰り返す中で、彼はふりかけ用のゴマやかつおぶし、さくらえびもすり鉢、すりこ木を使って人力とは思えないほど細かくすり潰すことのできるほどの腕前。

丁寧にちぎられた3種のお出しを見て、
「めちゃくちゃ出汁が出そうだね」
「お汁飲むの楽しみ」とみんなに言われ、照れたような誇らしげな表情。

手を使うって心を使うこと。
モンテッソーリ教育では「手を使うことで思考が育つ」と言われます。
いりこをちぎる、という小さな作業も子どもにとっては五感と心をフルに使う大きな学びの時間。

それは大人にとっても気づきの時間。
大人が無意識にやっていた作業も、子どもと一緒にやるなかでこんなに発見があり、楽しく奥深い作業になるんだと。

自分が携わった作業が食卓に並び、みんなが「おいしいよ」と食べてくれる。
クッキングの時間は忙しいご家庭でも「対話」になる時間かもしれませんね。

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きっと彼ももっと小さなころは小さく細かな作業ができていたわけではないと思います。
何度も何度も手を使う活動を行なって、手先指先の動きが洗練されてきたのだと思います。
繰り返すことで手先が洗練されると同時に集中する力が育っていきます。

そしてクッキングのいいところは周りの人たちに「おいしいね。」と言ってもらえることで
喜びを感じ、このコミュニティの一員なんだなと感じることができることですね。

彼のみんなに「おいしいね。」と言われた時の顔を想像するとこちらも嬉しくなりますね。
「ハピネスこどものいえ」の子どもたちがそんな温かなコミュニティなのだな~と伝わってくるお話でした。

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