パクパクレシピ😋めで鯛めし
2024.12.02 ハピネス日記
11月は七五三詣の月。ハピネスでは、子どもたちの健やかな成長を願って、この月に尾頭付きの鯛を紹介する「めで鯛の日」を行なっています。今回のレシピは、「めで鯛の日」の給食でみんなで食べている「めで鯛めし」のレシピです。
<基本の材料:ごはん3合分>
・鯛の刺身用サク…50g
・昆布…5cm角くらい
★酒…大さじ1
★薄口醤油…小さじ1と少し
★塩…小さじ1
・豆苗…半パック
・白ゴマ…適量
<下準備>
・鯛のサクは、流水で表面をさっと流し、しっかり水気を拭き取る
・米を洗って30分ほど浸水
・豆苗をさっと茹でて絞り、短く刻む
・白ゴマをすり鉢でする
<つくり方>
① 十分に水を含ませた米、★と合わせて3.5合分の水、昆布、鯛のサクを炊飯ジャーに合わせて、通常モードで炊く
② 炊き上がったら、昆布と鯛のサクを取り出す。鯛を皿の上でほぐして、骨が入っていないことを確認して、炊飯ジャーに戻す。刻んだ豆苗、白ゴマも加える。鯛をほぐしながら米全体を混ぜる
和食店のような本格的な鯛めしではありませんが、鯛のサクを使うので骨が子どもの喉に刺さることを気にせずにパクパク食べられます。
魚の臭みが気になるようであれば、さっと表面を熱湯で流してから炊飯ジャーに入れるといいです。私も最初はそのようにして調理していましたが、鮮魚店やスーパーでサクにしてある鯛はしっかりした処理してあるので、表面のドリップを流水で2〜3秒流す程度でも十分だなと最近は思います。
お米に少し赤米を混ぜると、ピンク色のお米と真っ白な鯛の色合いがめでたさを増しますよ。
七五三の月は終わりましたが、年末年始のご馳走や子どもの誕生日のお祝いに「めで鯛めし」を炊いてみるのはどうでしょうか。鯛は古くから日本の“ハレ”の日の食卓に欠かせない魚です。大きな海を悠々と泳ぐ鯛の力を子どものおなかにたっぷりと届けてくださ〜い✨
ハピネス保育園・こどものいえで、「めで鯛の日」を開く理由。5月に書いたブログをご覧ください😊
🫱こどものいえの、初「めで鯛の日」
骨を気にせずパクパク食べられる鯛めしと共に、食卓には尾頭付きの鯛の焼き魚も並べてほしいです。魚屋さんで買うときに「焼き魚にしたいから、おなかとウロコを取ってくださーい」ってお願いすれば、バッチリ下処理をしてくれます。家のキッチンでは、塩を鯛の全体にすり付けて、予熱したグリルで15~20分焼くだけです。
食卓では、子どもの目の前で鯛の身をむしるところや、骨を取りながら大人が食べる姿を見せてほしいです。そのうち「わたしも そのさかな たべた〜い!」と子どもが手を出してきたら、少しずつ身を取り分けてあげて、「よく噛んで、骨があったら口から出すんだよー」って声をかけて、魚の食べ方を伝えてあげてくださいね。
尾頭付きの魚は骨を取るのが面倒くさいって声も時々聞くけど、そのちょっと手間がかかる分、食卓を囲む時間がゆっくり使えるし、親子の会話も生まれるし、視線も合うし。そういう時間こそが子どもの心を育てます。食卓は食べ物から栄養を取れればいい時間じゃありません。食べ物を介して、たくさんのあたたかい気持ちを交換する時間になるといいなと思っています。
ハピネス食環境リーダー
ハピネスこどものいえ副園長
ポニ(あがたのりこ)🍙