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「トイレットラーニング」ハピネス保育園を知ろうシリーズno.5

2024.11.15 ハピネス保育園を知ろう ハピネス日記 平尾ビレッジ 広報より 志免ビレッジ

ハピネス保育園のHPで園について詳しく綴った「ハピネス保育園を知ろうシリーズ」より~

0~3歳の子どもたちの成長は、目に見えて著しく変わっていきますね。日頃の成長に一喜一憂することもあると思います。
その子どもの成長の中でも、排泄については保護者の方も気になる一つのことではないでしょうか?
今日は排泄(トイレットラーニング)についての紹介です。
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モンテッソーリ教育では、排泄の自立を『トイレットトレーニング』とは言わず、『トイレットラーニング』と表現しています。トイレでの排泄は訓練するものではなく、子ども自身が自然と学び、身につけていくものだからです。

オマルや便器で排泄ができたことだけにフォーカスして「成功した/失敗した」と大人は考えますが、ハピネス保育園では、排泄に関わる全ての行程を大切にしています。

トイレに行く
パンツやズボンを脱ぐ
オマルにまたがる、もしくは便器に座る
排泄をする
パンツやズボンを履く

このひとつひとつの過程を通して、少しずつ「自分でできた」が増えていき、知性も発達していく中で、排泄の自立に繋がっていきます。

なのでトイレには、パンツの着脱がしやすいように、子ども用のベンチがあり、濡れたパンツを入れるバケツ、濡れた服を入れるカゴ、子どサイズの便器、座りやすいオマル、子どもが取りやすいところに新しいパンツの入ったカゴを置いておくなど、子ども自身が「自分でできた」を積み重ねていける環境をまずはしっかりと整えることを大切にしています。

また全児、保育園で準備しております『エコニコパンツ』という布パンツで過ごしています。

エコニコパンツについて詳しくはこちら

パンツですごすことによって、おしっこが出て濡れたことが「気持ち悪い」と感じたり、濡れたことに自分で気がつくようになっていきます。実際の1歳児さんの様子はというと、おしっこが出ると「あっ」という表情を見せたり「おしっこでーす」と大人に教えてくれたり、自分でトイレに向かい着替えようとしたり、全然気にしない様子の子もいたりと様々ですが、このような経験を繰り返すことで、だんだんとおしっこが出る感覚を掴んでいき自然と自分からトイレに行くようになっていきます。

個人差もあるので、焦らずに長い目で成長を見守っていくことを大切にしています。

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子どもたちの成長は一進一退していきますので、排泄の自立が進んだり戻ったりと変わっていきます。
その変化を側で見守っていけるよう努めていきたいと思います。
お家での様子で悩んだことがあればいつでもご相談くださいね。

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