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人生はじめの6年間

2024.05.10 ハピネス日記 園長日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

新緑の若葉に、すがすがしさを感じる季節になりました。給食で使われる野菜も、豆類やアスパラガスにキャベツなど緑色のものが増えてきて、目でも舌でも新緑を楽しめそうですね。この春は、3歳からのモンテッソーリ園「ハピネスこどものいえ」を開園することができ、今後は6歳までの一貫した教育環境を子どもたちに提供することが可能になりました。6歳までが大事!6歳までが、、、と私が熱くなるにはワケがありまして(笑)、今回はその話をさせてください。

 人生のはじめの6年間は、その人の人格がつくられる時期で、その間子どもは、自分のまわりのさまざまなものを吸収しながら自分を創造していきます。自分という“個”をしっかりつくるためには、 “個”の自由が尊重される時間と環境が必要ですので、乳幼児期のモンテッソーリ環境では個人活動を重要視しています。自分ができてくると、子どもたちは自ら”みんなで一緒に”協力したり、楽しんだりし始めるようです。その姿を見ていると、大切な自分づくりの期間に、大人がわざわざ”みんなで一緒に”の時間をつくり、園生活の多くをそのように過ごす必要はないのではと思い、ハピネスでは個々の自由選択活動の時間をたっぷりとるようにしています。6年間、 “個”の自由が尊重される時間と環境を謳歌した人たちが、これからの新しい世界をつくっていくのかと想像するだけでワクワクしますね。               

                                    (園長 平野理都子)

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