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感覚体験ー7月の園だよりより

2022.07.04 園長日記

今年は例年より早い梅雨明けとなり、高い気温、強い日差し…と、夏の急な到来に身体の準備が追いつきませんね。

7月は本格的に水遊びが始まります。熱中症に気をつけながらも、「暑さ」を体験することで、汗をかき、体温調節のできる身体づくりの機会を奪わないように過ごしていきます。

さて、水不足が心配される今夏。
園では水を使う子どもの活動が多くありますので、少し心配しています。

手や口元を洗う・ピッチャーで水を汲む・じゃがいもを洗う・花を生ける・洗濯をする・ジョーロで植物に水やりをする・のり貼りの筆を洗うなど…。

改めて、水は私たちの暮らしになくてはならないものですね。
特別な目的がなく、触って気持ちいいだけでも、子どもにとっては重要な感覚体験です。

子どもの大切な時間として見守りながらも、大量の水が「ジャー」っと出たままになっているときは、「もったいないから、少なくしとこうね」と水の量を調整し、水が無限にはないことを伝えています。

また、子どもに伝えるだけでなく、大人の私たちがまずは資源を大切に使い、地球環境に目を向けていきたいですね。                            

(園長 平野理都子)

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