旬の食材から子どもに伝わるもの
10月9日木曜日。
9にち
くにち
Kunichi
Kuri
くり
栗
🌰!
ということで(ってわけでもないですが)、
今日はこどものいえの3時おやつで栗を食べましたって話です。
今年の秋は栗がなかなかお店に並ばないな〜、暑さのせいかな〜と心配していたところ、休日に出かけた山のキャンプ場の売店で、粒がおっきくてツヤッツヤの🌰を発見!!
早速購入して、今日のこどものいえで紹介&おやつでいただきました。
30分ほどじっくり茹でた栗を、包丁でぱかっと割って大皿に盛って、配膳台に置きました。
4歳の子がやってきて、「きょうのおやつ、これ、なに?」と、恐る恐る一つをお皿に取り、席へ。
手にのせてじっと栗を見つめた後、私の方を向いて
「◯◯ちゃん、 “くり”はじめてたべるー」
食べ方を紹介してあげたら、上手にスプーンでほじって口に入れました。
「◯◯ちゃん、これ、まいにちたべたいくらい、おいしい〜!!!!」
と、目👀を🌰🌰(クリクリ)しながら話してくれましたよ。

最近は“栗味の◯◯”が巷に溢れていますし、写真や映像で栗を知る機会は多いですよね。
でも、やっぱり子どもたちが受け取る感覚は、実物には敵わない。
かたい鬼皮はスベスベしてるところと、ザラザラしてるところがある。
手でゴシゴシ磨くとピカピカになる。
ズシっとした重み。
二つに割ると、やさしい黄色の中身が見えて、甘い匂い。
スプーンでほじり出すと、ポコッと取れたり、バラバラッと散らばったりする。
👆口に入るまでだけでも、こんなにたくさんのことが子どもに伝わっています✨
この体験があると、絵本で栗を見たときのおもしろさ、栗のクリームたっぷりのケーキを食べたときのよろこびが増すのではないでしょうかー。
生の栗は秋の短い期間しか手に入らないっていうのも、いいな〜と思います。
茹で栗のおいしさを知っていると、秋が来るのが楽しみになるでしょう。
生きている時間に楽しみが多いって、しあわせ〜。
茹でた後、食べきれなかった栗は、鬼皮がついたまま冷凍保存が可能です。
凍った栗は食べる量だけ常温解凍か、お湯でさっと茹でるといいですよ。

前投稿で、“里芋”を「親子で食べてほしい薬膳食材ランキング」の上位食材として書きました。そして、今日の“栗”も、私の「親子で食べてほしい薬膳食材ランキング」にランクインの食材なんです。
薬膳としてのおすすめ理由はまた別日の投稿で。
さあ、みなさんも栗を茹でて、やっとはじまった秋を楽しんでくださ〜い!
ハピネスこどものいえ副園長
ハピネス保育園給食リーダー ポニ🍙
2020年9月30日までの給食ブログはこちら→「ハピネスkitchen」

