整っている環境
2025.07.03 ハピネスこどものいえ ハピネス日記

こんにちは。広報の*めー*です。
「ハピネスこどものいえ」の子どもたちの様子が届きましたよ。
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給食の片付けをしていた保育士Aさんが感嘆の声をあげました。
「これ、誰がしたのかな?」
Aさんの手元には、カトラリー入れのバットがあり、そこには、みんなが使ったお箸とスプーンが、種類ごとに向きをそろえて並べられていました。
すると、たまたま私のそばにいた5歳児さんが「僕だよ」と言いました。
「真ん中に大人のお箸を置いて、そのお隣をスプーンとお箸で分けたんだ」とのこと。
さらにAさんは、2歳児さんがそのカトラリー入れの中に、そっと静かにスプーンを入れる姿も目撃したそうです。
並べた子にどうしてそんなふうにしたのか聞いてみると、
「きれいに並べたら、気持ちいいでしょ」と返事が返ってきました。
気持ちのよい環境にしようと働きかける5歳児さんと、
秩序の敏感期にある2歳児さんがそれに倣う姿。
異年齢の子どもたちが共に過ごす環境の良さを、保育の合間に垣間見たひとときでした。
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カトラリー入れのバットの中に整えて並べられていることで、
次に入れた2歳児の子は、誰かに言われたわけでもなく、
自然と同じように置くことができていました。
整った環境は、子どもたちに気づきを与えてくれる。
そんなことを、子どもたちの姿から改めて学ばせてもらいました。