パクパクレシピ😋豚と春雨の炒めもの
なかなかに厳しい残暑も先週末あたりから少しゆるんできましたね。
はぁ〜長かった〜〜〜残暑〜〜〜〜😩(いや、まだまだお昼はまあまあ暑い)
さて、今回紹介するのは、「豚肉と春雨の炒め物」。
トゥルルルルンッと心地よい喉越しの春雨につられて、残暑で落ち気味の食欲のときも、すんなりと野菜や肉が食べられます。
<基本の材料:分量はポニ家のざっくりと4人分です。ご家庭で自由に調整してくださいね>
・豚肉モモスライス、または細切れ、またはミンチ…150g
・緑豆春雨(乾燥)…30~50g
・玉ネギの薄切り…50g
・人参の千切り…60g
・キャベツのざく切り…200g
・椎茸の細切り…20g
・ニラの小口切り…20g
(調味料)
★生姜すりおろし…2〜3g
★ニンニクすりおろし…2〜3g
★みりん…大さじ1
★醤油…大さじ1
★水…60cc
・塩…小さじ1/3くらい
・コショウ…少々
・ゴマ油...小さじ半分
・白ゴマ(すりゴマ)…小さじ2
☆米油、または菜種油…大さじ1
☆醤油…小さじ1〜2
☆片栗粉…大さじ1
※ 分量は、基本は“食べたかしこ(食べたい量好きなだけ)”です。食材は豚・春雨・玉ネギ・キャベツが基本にあれば、あとは好きな野菜を好きなだけ! 私は、インゲン、ピーマン、セロリ、キクラゲ、シメジなど、その時冷蔵庫にある野菜やキノコをなんでも入れます。調味料も、味見をしながら調整してください
※ 緑豆春雨のほかに、馬鈴薯でんぷんの春雨、米粉ビーフン、糸蒟蒻などでもどうぞ
<つくり方>
① 沸騰したお湯に食べやすく切った豚モモ肉をさっとくぐらせて脂を落とす。ザルにあげて水気を切り、☆をよくもみ込む(ミンチの場合は☆は不要。お湯で脂を落とすだけでOK)
② ①の残り湯に春雨を浸してやわらかくする。ザルにあげて水気を切り、包丁やハサミで食べやすい長さに切る(後で蒸すので、完全にやわらかくする必要はないです)
③ 鍋に椎茸、キャベツ、玉ネギ、人参、春雨、豚モモ肉の順に重ねる。水と★を全体に回しかけ、蓋をして野菜がしんなりするまで弱めの中火でゆっくり火をとおす(時間は15~20分くらい。キャベツがくたっとなるまでがポイント。キャベツと玉ネギの甘味で、調味料が少なくても食べやすく仕上がります)
④ ③にニラを加えてさっと火を通し、塩・コショウで味を調える。ゴマ油をたらし、すった白ゴマを散らして香りをつける(辛味が好きな大人は、子ども分を取り分けた後にラー油や粉山椒を振ると、よく合いますよ〜)
給食では人参やキャベツを先にある程度蒸して調理しますが、家庭では鍋で全部一緒に重ね蒸しでOK。切って、鍋に重ねて火にかけたら、あとはほったらかし調理です。なんなら②の工程は省いて、乾燥したままの春雨を重ねていてもいいですよ。その時は、少し水を多めに加えてくださいね。
秋は体の“うるおい”に注目を
本来、秋は空気が涼しくなり、乾燥しはじめる季節です。それに合わせて、夏にたっぷり汗をかいた体もカラカラになりがち。とくに成長真っ盛りの子どもたちは発散の力が強いので、こまめに水分を補給しないと秋の乾燥の影響を受けやすくなってしまいます。咳が出たり、痰が絡んだり、ドロッとしたような鼻水が出たりしていませんか? 便秘が続いたりしていませんか?
そんな時は、お茶や水でゴクゴク飲む水分だけでなく、食べ物からの水分でじんわり体をうるおわせることも大事です。
今回レシピ紹介した「豚と春雨の炒めもの」の豚肉・ゴマ油・白ゴマは、薬膳では体をうるおす食材です。春雨の原料の緑豆は、水分不足で体に停滞してしまった不要なものを掃除してくれる力と、上りすぎた陽気を鎮める力があります。水の力で調理する“蒸す”という調理法も、体を乾燥から守ってくれますよ。
特別なサプリや乳液を使わずとも、こうやって毎日の食事でうるおいを意識しておくことで夏から秋の変化に負けない体を育てることができます。
新米のうるおいも食卓に🌾
体をうるおす食材は、まだまだたくさんありますよ。
なかでも、ポニのおすすめは、お米🍙です! そして、これからは、新米の季節!!
水々しい精白米をたっぷりのお水と一緒に炊き上げて、蓋を開けたときに立ち上る甘い香りの白い湯気〜。プリプリ、ツヤツヤのごはん粒。ほら〜、うるおいそのものではないですか〜〜✨
主食に炊き立てのお米、おかずに豚と春雨の炒めもの、そして、これまたうるおいたっぷりの汁物(豆腐を入れてね!)を組み合わせた献立は、最高の秋の養生ごはんですよ〜。ご家庭でも、どうぞお楽しみくださいね。
ハピネス給食室 ポニ(あがたのりこ)🍙
2020年9月30日までの給食ブログはこちら→「ハピネスkitchen」