そこにどんな大人がいるのかPart2ー8月園だよりより
2024.08.02 ハピネスこどものいえ ハピネス日記 園長日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

今年は“史上最も暑い夏”になると言われるほど、気温の高い日が続いています。
年々増していく暑さや急な豪雨などから、気候変動の影響を感じずにはいれません。
私は、人間の営みと地球環境の関係性に、より興味を抱き、日々の暮らしを真剣に見直していく必要があると思います。
さて、3園合同園だよりはいかがでしたでしょうか。0歳から6歳まで(今はまだ4歳ですが)の子どもたちの様子や環境、他園の特徴が伝わっていたら幸いです。
何をもって、モンテッソーリ環境と呼ぶのかシリーズ。
先月に引き続き「そこにどんな大人がいるのか−2」です。
6歳以下の子どもたちは“吸収精神”と呼ばれる特別な知性を使い、自分をとりまく環境を吸収しながら自分づくりに熱中しています。ですので、まわりの大人の言葉、言い回し、立ち振る舞い、他者とのコミュニケーション、思考のタイプまでもを子どもは吸収しているのです。
「もう!」「ヤバっ!」「ラッキー♪」など親の口癖をいつの間にかお子さんが使ってたなんて経験はありませんか。
ただ吸収されるのではなく、自分自身にされてしまうのですから、小さい子どもと一緒に過ごす大人は特に、幸せでイキイキと自身の人生を楽しんでいたいものです。
あれもこれも吸収されてしまうなら、“完璧な人”でいなくてはならないの?
と思われるかもしれません。答えはNO!
子どもが必要としているのは “完璧な人”ではなく、苦手やできないこともあるけれど、少しでも良くなろうとする人ですので、ご安心ください^^
(園長 平野理都子)
