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じぶんでできたの瞬間

2023.10.27 ハピネス日記 志免ビレッジ

栗やサツマイモが美味しい季節ですね!
今日は、保育士Aさんのクッキングの様子のお話です。

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今日の自由選択活動。

2台向い合わせで置かれた、主にクッキングをする机。

こちら側には2歳児の男の子(玉ねぎの皮をむく活動)と私。

あちら側には0歳児の女の子(小松菜をちぎる活動)。

0歳児の女の子、初めは小松菜に触れて楽しむ感じでしたが、少しちぎって見せると、そんなこともできるの?という感じ(かどうかは分かりませんが笑)で、んー!と力を込めてちぎり始めました。

2歳児の男の子も、その女の子を見ながら、「すごいね~」と話し、自分も真剣に玉ねぎの皮を人差し指の爪で剥き始めを探し、親指、人差し指の指先を使ってきれいに剥いてました。

5分くらいかとは思いますが、女の子の終わったときの満足そうな笑顔を見れたときはうれしかったです。

こうやって毎日毎日、「できた」を重ね成長していく姿を見れる私たちは幸せですね。
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モンテッソーリ教育では、日常生活こそが大切な活動の一つと考え、子どもたちが日常生活の練習ができる環境を整えています。

日常生活の練習とは...
全ての人間が自分で暮らす場所(日本の九州の福岡のここの文化の中で)で、自分の身辺ケアができるようにする活動のことで、
例えば...髪の毛をとく、鼻をかむ、机をきれいにする、床を拭く、花を生ける、洗濯、クッキング...
などです。
人間が生活していく上で必要なことを、子どもが自分でできるようになることで、社会への適応をたすけるので、重要な保育活動としています。

上記の記事は、その日に使う給食の小松菜をちぎる活動を行ってくれている様子です。自分がちぎった野菜が給食に出てくることで、自分のおこなったことが、みんなの生活に何らかの影響を与えたことを感じ、「わたしは、みんなの役に立っているんだ」、「わたしは、このコミュニティの一員なんだ」と子どもは感じることができます。
残念ながら、これは”ままごと”や、”ごっこ遊び”では感じられないのです、、、
※これについては長くなるので、また別の機会に、、、。

お家でも、ぜひご飯の準備などを子どもと一緒に行ってみてくださいね。
子どもサイズのナイフ(※バターナイフを園では準備しています)を使って蒸した野菜を切ったり、小さなミルクピッチャーを使って小さな花瓶に水を入れ、花を生けたり...と子どもサイズのものを使って、園では活動をおこなっていますよ!
是非参考にしてみてくださいね。

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