ハピネスmamaの会を開催するわけ⑧
2023.05.23 mamaの会 tall momのつぶやき

「お昼ごはん持って来てる?」
「うちに帰っても、1人でご飯食べるなら、持ってきて、一緒に食べていったらいいやん。」
ちょうど授乳後で、寝ている娘を抱っこしているわたしに、1人のママが声をかけてくれた。
わが子の離乳食が、まだ1回食の頃、あとは、自分がお昼ごはんを食べるだけ。
よし、ごはん持って来よ。家にお昼ごはんを取りに帰った。
(子育てサロンでのわたしのはなし)
公民館で開催の子育てサロン。午前中は講堂で遊び、お昼前になると、隣の食堂で持参したお昼ご飯を食べたり、帰る親子もいたりのフリースタイル
とくに、この食堂での出来事は、子育て初心者のわたしは、目からうろこだった。
それぞれの家庭のお昼ごはん。個性あふれるものばかり。前日の残ったおかずを容器ごと持ってきたり。ごはんの中におかずを詰めた、大きなおにぎりを持ってきたり。
きっと、お弁当箱にきれいに詰めて持ってくる場所だったら、気疲れして、長くは続かなかっただろうな。
見栄を張ることもなく、ありのままの家庭の食卓を持ち寄れる安心感があった。
授乳期の子どもと二人のお昼ごはん。
みんなどうしてる?
わたしは食事の時間を楽しむ余裕や会話もなくて、とにかくお腹が空くので、食べる時間。
一日中子どもと二人っきりで、誰とも話さないと、気分が滅入った。
それが、たわいもないおしゃべりをしたり、気軽にお昼を食べれる場所ができた。
わたしが楽しく食べれた時間なので、わが子にとっても食べる時間って楽しい!って感じてもらえたかな?
0歳児から未就学児の子どもたちとママたち。家庭のごはんがそれぞれあるように、子どもたちの食べる食事の段階もそれぞれ。とても興味深い昼食の時間となった。
[とある離乳食真っ只中の子どもがいる家庭]
ママのおかずを先にすり鉢に取り分けて、つぶし、そのままスプーンで子どもの口へ。
その後、ママは冷蔵庫にあったポン酢をかけて、パクっと口へ。
わざわざ、1から10まで離乳食と気合いを入れて準備しなくても、こんな感じで、大人のものを取り分けて、その子の段階に合わせてあげたらいいのね~と感じられた瞬間
ある時は、ママは具沢山のみそ汁を保温容器に入れて持ってきた。
子どもは、お茶より色の薄い飲み物と手づかみできるニンジンとジャガイモ。
聞けば、みそ汁を作る過程のだし汁とみそ汁の具を持ちやすく形状を変えて切った野菜。
「あっ、今日は、朝から具沢山の味噌汁作ったけん、昼も同じメニュー。」
「子どもは、手づかみで食べる練習しているとこやけん、これで十分。」とママ。
想像どおり、ニンジンもジャガイモもほとんど食べれてないけど、しっかり握っているし、食べ物を口に入れようとする姿を見て、あと数か月後のわが子を思い浮かべた。
離乳食は、食べることに興味を持つ時間だったり、食べる練習をする時間なのね~と感じた瞬間
食べ終わった後は、しっかり授乳をしたママと子どもはとてもおだやかで、食べ物が散らかった床は、他のママたちがほうきで掃いて、拭いた。
まだ、家で食べ物が散らかった床は経験する前だったけど、あっ、ご飯のあとは、床は拭けばいいのね!と、これからの心構えもできた。
全部ひとりでするのは大変だけど、たまには、周りに甘えて見るのもいいなと感じた。
離乳食って、1日1回の少量からスタートして、徐々に回数や食べれるものを増やしていく。と書いてあるけど、実際はどうする?本を見ても、みんなが同じじゃないやろ~と感じてたわたし。
この食堂での出来事のおかげで、これからのわが子の離乳食に対する肩の力は抜けて、楽しみになった。
すごく手の込んだ離乳食を持ってくるママばかりだったら、きっとワクワクしなかっただろうな。
今思い返すと、わたしは、この頃から、「食べること」や「食べる時間」を大事に、子育てしてきたんだろうな。
わたしの中にある「大事にしているもの」のひとつです。
続きは、また次回
生まれてきた子どもと過ごす時間が一番長いmama。
その中でも、子どもとふたりっきりの時間はどれくらい?
肩に力がたくさん入っているママが、少しでも楽になれるといいな。
明日は、ハピネスmamaの会の開催日。
どんなママとつながれるのか、楽しみです♪
(これまでのハピネスmamaの会の様子は →コチラ)
☆次回の開催
5/24(水)10:30~11:30オンラインにて
〇お申込はコチラから
【今後の開催日予定】
6/21(水)
(毎月第4水曜日の10:30~11:30オンラインにて)