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自己への配慮-12月の園だよりより

2022.12.01 園長日記

ポカポカ陽気から一転。
風の冷たさが、ようやく冬の訪れを感じさせてくれました。
寒さですぐに体調を崩さないように、気候の変化にも適応できるたくましい身体づくりをしていきましょう。

 今月は、ハピネス保育園の保育で大切にしている活動「日常生活の練習」を紹介します。

これは、私たちが、社会の中で必要とする生活スキルを、子どもが自分でできるようになるための活動です。
まずは、身じたくなどの「自己への配慮」の分野で、着替え、手洗い、髪の手入れ、洗顔、靴の手入れなどがあります。

子どもの身支度は、大人がちゃっちゃ!としてしまう方が、早くてきれいなのですが、子どもが自分でできるように手伝うのを大切にしています。

なぜなら日常生活の練習には、子どもの育ちを助ける要素が多くつまっているからです。

さまざまな動きや言葉、知性の育ちなど…。中でも1番大きく育まれるのは自尊心だと感じます。

自分で靴が脱げた、口が拭けた、ボタンが留めれた…と、大人からすると小さなことですが、子どもの「できた」をなるべく奪わないようにしたいものです。

年末年始は、普段よりも家庭で過ごす時間が増えますので、子どもの身じたくにゆったり関わってみてくださいね。

(園長 平野理都子)

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