隣の部屋からあつい視線
3月に入り、NIDO(0歳児)のおともだちがIC(1、2歳児)の部屋に移行の練習が始まりましたよ。
ハピネス保育園では4月から新しいクラスに
進級するではなく、
・歩行が安定する。
・両手で物を運ぶ。
完了食が終わる頃を目処に進級に向けて練習が始まります。
それと最近気づいたことが
今が移行のタイミングだ!!という時期があり
自分たちの部屋の柵を開けて隣の部屋に行きたいとアピールします。
これも子どもたちのサインとして私たちに教えてくれます。お隣でしている活動が魅力的なのでしょう。
そんな1歳1ヶ月のAくんがICの部屋に来て、今にぴったりの活動『水』の活動が始まりました。
まずは手を洗う活動を選び、白いエプロンをつけます。(手を洗う活動用のエプロン)
エプロンを首にかけると
「なんだエプロン?外したい〜」と首からエプロンを外そうとしていましたが、目の前には水。
そんなこと気にしていられません(笑)
水が大好きだから。
「これはねピッチャーだよ」と
紹介する暇もなく
自分でピッチャーを手に取り、手洗い場へ。
蛇口をひねって水を出すのはちょっとだけ
お手伝いをして
あとは自分でしたい!!
その思いは集中力を高めます!
蛇口から出てくる水、音をじっと見つめます。
触ります。ピッチャーに水を入れようとピッチャーを水に近づけます。
この後、手を洗う場へ行き、ボウルへ水を注ぐ。手をぴちゃぴちゃと水につけ、せっけんつけて。また洗って。順不同で繰り返し。
この活動始めてしたのに
なぜここまでできるのか!!
それはいつも同じ場所で過ごしているおともだちや大人の姿を柵の合間から見ているんです!
聞いているんですね!
子どものやりたい気持ち、
今、これがしたい!やりたい気持ちを受け止め
目の前で繰り広げられる子どもの今これがやりたい!!をしっかり見たいです。