ブログ

初めての・・・!

2021.02.16 ハピネス日記 志免ビレッジ


散歩先で、菜の花や梅の花があちこちで見られ、日に日に暖かくなっているのを感じる今日このごろ。


今朝、活動が始まる時間に「えーん」大きな泣き声が聞こえました。
0歳児(1歳10ヶ月)のAちゃんです。
最近卒乳し、しばらく落ち着いていたイヤイヤがまたちょっと出ていました。でも、日頃から周りの様子をしっかり見ていて丁寧に活動している子。

泣いているAちゃんにそっと「パン作りしてみる?」と尋ねました。
ヒックヒック言いながらも頷くAちゃん。
「手を洗ってエプロンつけててね」
涙はもう消えていました。
「見ててね」
私がする様子をじっと見つめるAちゃん。
「やってみる?」
うなずく様子からすでにワクワクが感じられます。
ラップがかかったお皿から、ラップを丁寧にはがし、慎重にボウルに移していきます。初めてとは思えません。
「これはヘラって言います。混ぜてみるね」と混ぜ方を見せ、Aちゃんも混ぜ混ぜ。
しばらく混ぜ、生地をまとめるためかわる間、手についた生地を気にしながらもじっと待っています。
小さくちぎって渡してみると、何も伝えていないのに、丸めていてビックリ。
「パンだよ」と伝えると
「パン♪」と嬉しそう。
全部の生地を丸め、天板の持ち方を伝えると、少し重たい天板をしっかりと持って、まわりをチラチラ、少し誇らしげです。
そのあと、マットを丸め、お盆をもってきて、とスムーズ。
パン作りをしたことがなくても、いつも見ていたんだ…
ちりとりとブラシを持って片付けまでしてくれました。

「Aちゃん、きれいになったよ。ありがとう!」と伝えるとその表情はとっても清々しく、生き生きして見えました。

「はじめて」のことを「集中」して「自分でできた」Aちゃん。
そんな感動と成長に触れ暖かい気持ちになりました。

かおり

PAGE TOP