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ハピネス保育園の給食で大切にしていること~ハピネス保育園を知ろうシリーズno.2〜

2023.11.24 ハピネス保育園を知ろう ハピネス日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ


こんにちは!広報の*めー*です。
私は食べることが大好きなのですが、ハピネス保育園にも食べることが大好きな子どもたちがたくさんいます!子どもにとって「食べる」ということはとても大事な活動の一つです。今日は給食員のポニさんからお話ししてもらいます。

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~おなかの中から元気になる!幸せになる!!給食~

ハピネス保育園・食環境リーダーのポニ(あがたのりこ)です。

給食室で作業をしている給食スタッフは、保護者さんや見学の方と直接お話しする機会は少ないです。保育園の一日では、午前おやつ・お昼ごはん・3時おやつと「食」が関わる時間はけっこう長い。食べ物は小さな子どもたちの手・口・体の中に直に触れるもの。そう考えると、保育園がどんな給食を出しているのかというのは、保護者さんやハピネスに興味を持っていただいてる方にはかなり気になるところですよね。

ハピネス保育園の開園以来、給食室がテーマにしているのは「おなかの中から元気になる、幸せになる給食!」です。“おなか”=胃腸が元気だったら食べ物をしっかりと消化して、体の栄養になるものをぐんぐん吸収して、不要なものはスッキリ排泄することができます。そうして心と体が健康に成長することで、自由に動けるようになります。行動範囲が広がって、「楽しい〜」「幸せ〜」と思える経験をどんどん重ねることができます。

食べるということは、空腹を満たせればOKじゃない。食べる人の生き方に関わっているんだと思います。

とくにハピネスで過ごす0・1・2歳は、「母乳・ミルク」から「食べ物」へと食の環境が大きく変わる時期。おなかにとってものすご〜く大切な時期! そんな時期に関わらせてもらっていることに感謝して、私たちは毎日の給食をつくっています。

~特別なごちそうよりもなにげない味の給食~

じゃあ、おなかを元気にする給食って、どんな給食?

献立を考えている私は国際中医薬膳管理師という資格を持っています。それを言うと、「中華料理ですか?」「漢方薬とか使うんですか?」と思われることもあるんですが〜、これまでにブログに投稿してきている献立写真をご覧ください。

ごはん、汁物、おかずを組み合わせた日本の家庭料理です。

保育園給食は子どもたちの日常の一部。だから、毎日食べても体に負担のない味であること、家庭でも口にする食材であることを意識しています。春夏秋冬の旬のものであること(例えば、体を冷やすキュウリは冬は使わない)とか、日本の気候風土になじむ米飯中心の献立であることってところが、強いていうと薬膳師としてのこだわりでしょうか。

毎日あたりまえに食べていて、0・1・2歳の子どもたちの意識的な記憶には残らない。だけど、舌とおなかの細胞にじんわり残る献立が理想です。

園の行事食も年々シンプルにしていっています。子どもたちの大好きなものを詰め込んで「おいしー!」とうれしくなるごちそうは、ご家庭での特別な日に楽しんでほしいなーと思っています。

~本当の形、色、味を知る 子どもの五感を食から引き出す~

ハピネス保育園では、園生活全体を通して“本物の活動であること”を大切にしています。ですから、給食の内容も“本物の食”でありたい。食材の本当の姿を伝えたい。

「あかいのはニンジン。みどりのはコマツナ」

「あまいあじはカボチャ」

「このにおいは〜、シイタケ!」

子どもたちが五感を働かせて食べ物を感じることができるように、必要以上に小さく刻んだり、混ぜ込んだりしません。子どもが食材を避けるのを見かけると、自分の好き嫌いを判断して、嫌いなものから自分を守れるっちゃねーと成長を感じます。

たまに「うちの子、好き嫌いが多くてー」「食が細くてー」と申し訳なさそうにおっしゃる保護者さんもいます。全然、大丈夫ですよ〜。食の世界の探究をはじめたばかりの子どもたちです。好きになったり、嫌いになったり、食べたり、食べなかったりは、あるある中のあるある! その成長を観察して、保育スタッフや保護者さんと情報交換をしながら、子どもたちの食の世界を広げていきたいです。

ちょっと長くなりましたが、今日はポニの給食への想いを書かせていただきました。

具体的な献立については、これまでの投稿や今後の投稿で見ていただければうれしいです。

給食の味つけアッサリ、想いはコッテリ! ってことで!!
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ハピネス保育園の給食は本当に美味しいんですよ!
それはただ食べるだけのものではなく、日本のこの場所の季節、旬のものを使って、今子どもたちの体調に合わせた給食を準備してくれている給食員さんの想いがたくさん詰まっているのでとても美味しいんだな~と思います。
ハピネス保育園の子どもたちは0~2歳の子どもたちですので、ミルクから離乳食そして普通食へと移行していきます。給食員そして保育者が一丸となって、子どもたちが身体全身を上手く使って食べ、そして安心して「食べる」ことを楽しめるように見守っています。

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