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令和4年度「福岡県保育所(園)研修会」「保育所の集い」に参加して②

2022.11.29 園長日記

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講演1は、令和4年度「福岡県保育所(園)研修会」「保育所の集い」に参加して①
講演2は、中村学園大学 教授 那須信樹先生
「保育の振り返りと保育の実戦の質の向上」
 ~日常的な保育の振り返りによる組織的な保育力向上を目指して~


那須先生ってお名前を聞いたことがある気がする〜。
友達の恩師だったかな?それともハピネスでインターンをしてた学生さんから?

「保育者養成の大学入試が始まったが、志願者が減少してきている。
養成校と現場が、もっと手を取り合わって保育の仕事を伝えていかないと。
現場の先生には、養成校の実態にもっと興味を持ってもらいたい、知って欲しい。
そのためには、大学ももっと情報を共有し、講義を公開していきたい。」

那須先生のお話も、冒頭で心をつかまれました。
うちの園だけが上手くいってればいいってことじゃないよね〜
保育業界とか、その未来にもっと目を向けていかないとね〜
小・中と保育業界に憧れていた子どもが、高校生ぐらいになると減っていく。
将来を真剣に考えたときに、「保育士」がテーブルに並ばなくなるなんて、悲しい!

以下、私の心に残ったことをつらつらと。※全てではないので

●幼児期の「あそび」の中には、小学校課程での「学び」が多く含まれている。
保育者が小学校学習指導要領に興味を持てば、もっと繋がりのある保育になるのではないか。
「子どもは有能な学び手」

●我が国の保育はどこに向かっていくのか
・社会に「保育」という職業をもっと理解してもらいたい!と求める前に、保育園側はこれまでにどれだけ自分たちを発信してきたのか (大きく共感!)
・自己評価ガイドラインを活用した保育内容評価を
保育所における自己評価ガイドライン(厚生労働省
・急にではなく、じわーっとやっていく。
・誰のためにやってるの?子どものためにやるんだよね
・情報収集担当をつくると良いのでは(辞令も出すとよい)。月に1回でもいいので、厚労省などから出ている新しい情報をキャッチしてもらう→園長・主任に共有、みんなにおろすか判断→担当者からみんなにおろす

●「子どもにとってどうなのか」を忘れてはならない。
運動会、発表会などの「大きな行事」と呼ばれてるものは特に。
この「大きな」というのは、何を持って大きい小さいを決めてるのか。先生たちの準備にかかる時間やエネルギー、保護者からの期待などがあるのではないだろうか(大きく共感!)

●園長の役割
ビジョンを示すも、でしゃばらない(ギクっ‼︎)
フラットな関係は素晴らしいけれど、全てにおいて関わるのが良い事ではない(ギクっ‼︎2)
・主任の役割…「大切にしたいこと」を具体化する

●ワーク・ライフ・バランス、保育者のコミュニケーション、ノンコンタクトタイム、ワークシェアリングなど
保育学生さんたちはこれらを学んできているということを、現場は理解しておくこと。

那須先生のお話は、穏やかで、流れがあって、聞いていてとても心地よかったです。
具体例が多くあり、うちの園ですぐにでもできること、取り組みたいことがイメージしやすかったです。
子どもをどう見るかについては、モンテッソーリ教育が示してくれてる通りなので、これまで通りモンテッソーリ研修を続けていきます。
働き方やチームのあり方については、開園当初から(私が)命を燃やしてきたことなのですが、
キャリアアップ研修「マネジメント」を受けた人の力をもっと発揮させるまで、まだまだ至ってないので、私だけがビルディングするのではなく、もっとミドルリーダーを巻き込んでやっていきたいと思いました。
保育についての事例発表会とか、環境のbefore/after発表とか、現場の人たちに発表する機会をつくりたいですね〜。
開園4年目で、モンテッソーリ教育をこちらから教えたり伝えたりする時間の方がまだまだ多いですので。
今年度は1年を通してのモンテッソーリ研修をしてるので、来年度は、現場発信の園内研修を取り入れてもいいかも!

那須先生のお話を聞いて、私が早速行動しよう!と思ったことが、これ!これ!発信です!
「保育園はこれまでに、どれだけ自分たちのことを発信してきたのか」
この問いに、そうそう!そうそう!と深く共感しました。
守秘義務と発信しないは全くの別物!
保育という世界の扉を、こちら側からももっと開けていって、未来を明るく照らそうじゃないの★

こちらはハピネス保育園新年度会議のとある部分の様子。
浜辺を裸足でDUSH!
大切な会議だけど、会議室を飛び出してコミュニケーションとってるところw


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