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子どもが自由に動ける環境

2024.06.10 ハピネスこどものいえ ハピネス日記 園長日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

 梅やあじさい、カタツムリ…と、園内が初夏の風物詩でにぎわってきました。今年は暖冬の影響か、梅が不作とのことですが、自然からの恵みに感謝して、季節の手仕事を楽しみたいと思います。

 さて、ハピネス保育園では、「子どもが自由に動ける環境」を大切にしています。自分の意思で自分の体を思い通りに動かし(随意運動)、日常生活をおくること全てが、こどもの運動発達を促すからです。「運動」というと、特定のスポーツをイメージされることが多いですが、見たいものを目で追い、触りたいものに手を伸ばし、それをつかみ、放し、そして行きたいところに、自分の体を使って移動をすること…など、生活の中での動きは、全て「運動」です。

 例えば、「喉が乾いたな」と思って、コップを手にして水を注ぎ、ゴクゴクと飲む。こんなことも、自分の意思を使って、自分の体を思い通りに動かして行っている「運動」ということ。そして、子どもたちが動けるようになればなるほど、その裏側では「自分は何かができる」という心の育ちが同時に起こっています。体の発達だけでなく、心の育ちにもつながるため、 「子どもが自由に動ける環境」を大切にしています。                            (園長 平野理都子)

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