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ゆっくり丁寧に

2024.03.08 ハピネス日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

皆さんは目からの情報と耳からの情報どっちがキャッチしやすいですか?
広報の*めー*は目からの情報の方が良く記憶に残りやすいのですが...
今日はその「見る」というお話をしようと思います。
子ども達ってよく見てるよな~って感じませんか?
まずは保育の1場面をご紹介します。
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今日は朝おやつのお皿を洗ってくれようとしていたAちゃん。

途中で持っていたお皿が落ちそうになったので、私が「見ててね」とお皿を両手で持つ姿をゆっくり見せると、その後はゆっくり丁寧に持っていました。

そしてお皿を拭く活動までしてくれました。
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0~3歳の子どもたちには無意識的吸収精神と言って、周りの見えるもの、聞こえるものを鏡に映しだすかのように見て取って自分のものにすることができます。大人のように何度も何度も練習しなくても、簡単に吸収してできるようになるんですね。
子どもたちは、よく「見る」ことで吸収し自分自身の力にしていきます。

子どもたちの見る力はまだ発達途中ですから、普段大人が過ごしているスピードでは見て取ることが難しいのです。普段大人が過ごすスピードは走っている電車の中の人が何をしているかを見るぐらい難しいそうですよ。とても早くて見えませんよね。
なので、ハピネス保育園の子どもたちに関わる大人たちは、子どもたちに何か動きを見せるときは、ゆっくり丁寧に日頃のスピードの7倍遅くを心がけて見せているんですよ。
すると子どもたちもその動きをじーっと見て、まねすることができるんです。
おうちでなんでまねできないの?となった時は、大人がゆっくり丁寧に見せてみてくださいね。



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