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お互いのいいところを視る(美点凝視)

2024.01.19 ハピネス日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

ハピネス保育園では、2ヶ月に1回「母木鶏(もっけい)会」というものを行っています。
木鶏会とは、推薦記事を読み、数名ずつグループ分けしたメンバー同士で感想を読み合い、互いのいいところを見つけ、発表し合うものです。
その木鶏会を通して感じた職員の感想を紹介します。
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休憩時間や仕事終わりに業務以外のプライベートの話もたくさん話して、お互いの知るハピネスのみなさん。それだけでも、その人の背景にあるものやその人の大事にしていることが見えてきますが、母木鶏会の感想にもその人らしさがとても出ているなと感じます。そして、日々のハピネスの中での立ち振る舞いや仕事に対する姿勢が思い浮かべながら、聴いています。

なので、美点凝視の中にも、日々の様子を含めながらのお伝えになることが多いのですが、改めて声に出して言われると、自分の中での「気づき」にもつながります。今日の母木鶏会もお互いに「自分の中の気づき」があった時間になったようでした。

少人数の中での母木鶏会の開催ならではですが、みんな何度も同じ顔触れで行うことで、より深くお互いを知る機会になっているなと感じます。

それが、仕事をしていく上で相手を尊重できたり、言葉はなくてもコミュニケーションが取れたりにもつながっているのだなと思うと、母木鶏会を開催する意味はとても大きいなと感じた今日でした。
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木鶏会とは「人間学を学ぶ雑誌 致知(ちち)」の推薦記事を読み、数名ずつグループ分けしたメンバー同士で感想を読み合い、互いのいいところを見つけ発表し合うものです。
ハピネス保育園の運営元、三和グループで10年続けてるそうで、保育園では「子育てのための人間学・母」を読んで行っています。
同じ文章を読んでも、人によってフォーカスする場面が違ったり、同じ場面をフォーカスしていても受け取り方が違ったりして、お互いの価値観の違いに気づくことができます。

木鶏会の目的は
①美的凝視
②心の雑草を取り除く
③一緒に働く人の価値観を知る
ということです。
職員同士のいいところを見つけることで、良さを見る目が養われ、日頃の保育にとても役に立っています。そして、自分のいいところを言ってもらう経験が自己肯定に繋がっていると感じます。
自分を認められることで、職員のことも認めることに繋がり、職場が円滑に人間関係を作っていけているのだと思います。

この「いいところを見つけ、価値観を知り、それを相手に伝えること」というのは、仕事現場だけでなく、
対子ども、対夫婦、対友達...といろいろな場面で使うことができるのではないかなと思います。
ぜひ身近な方との「みんなのいいところ探し」をして伝えてみてくださいね。

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