すべてを吸収していく子どもたち
2024.01.17 ハピネス日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ
こんにちは。寒い日が続きますが、ハピネス保育園の子どもたちはとても元気です。
子ども達と過ごす中で、こんなことも真似するの?ということありませんか?
保育園でもそんな一面がよく見られます。
今日はそんな姿となぜそのような姿を見ることができるのかをお話しします。
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子どもたちは毎日寒くて鼻水や咳は出ていても、みんなとても元気です。
保育士の私が、昨日怪我していた小指に絆創膏を貼っているのに気づいた2歳児さん数名。
どうしたのか聞かれたので
「怪我したと。痛かった~」と答えると、一人が私の指を手に取り「フーッ」としてくれました。
うれしかったので、「ありがとう。」と伝えると、それを見ていた子どもも真似をして次々にフーッとしてくれました。
ある日の活動中のこと。
事務所のドアのガラスに、クレパスの汚れがついてるのを見つけました。
「ここ、汚れてるんだよね」とスポンジで
拭いて見せると、思いがけずキュッキュッと音がなり、興味なさそうにしていた男の子がその音を聞いて「やりたい」といい、やり始めました。
それを見ていた人たちがどんどん、僕も僕もとなり、雑巾を濡らし、持ってきて拭き、「ここも汚れてる」といろんなところを拭いてくれました。
そしてまた、ある日の給食のときのこと。
2歳児さんがコップでうがいをしている姿を見て、0歳児の男の子が
必死に左手に水を汲みうがいの真似をしていました!
本当にスポンジのようにまるごと吸収する子どもたちです。
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0-3歳の子どもたちは、無意識的に周りの環境をすべて吸収する吸収精神というものがあるといわれています。
周りで起きることを何でもスポンジのように吸収していきます。
大人の動き、声色、話し方、表情を鏡に映るかのように自分のものして取り入れていくんですよ。
大人は手取り足取りそのことをやらなくても、その動きを「ゆっくり丁寧に見せる」だけで、子どもたちは自然に吸収していくんですよ。
私たち大人が高速道度を走る車の人が何をしているか分からないように、
子どもたちは大人のスピードで見ると、見てとることが難しいので「ゆっくりと丁寧に」がポイントです!
おうちでも、ゆっくり丁寧にいろんな動きを子どもたちに見せてみてくださいね。