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五感を使う

2023.10.27 ハピネス日記 志免ビレッジ

こんにちは、ハピネス保育園広報の”めーさん”です。
秋生まれの私は、秋が大好きです。心地いい秋風に、変わりゆく雲。小さな木の実、色づく葉っぱや空。日本の季節の良さを感じます。
先日秋晴れのとても心地のよい日に、2歳児さんたちと一緒に、じゃがいも植えをおこない、近くの神社の裏山へ行ってきました。
今日は五感についてのお話しです。
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夏の暑い日々が終わり、毎日過ごしやすくなった今日この頃...
涼しくなったら、たくさんお外で過ごそうね!と、待ちわびていた子どもたち。思う存分外で過ごせる子どもたちの嬉しさが伝わってきます。

神社での子どもたちの様子...
*畑の土を手で堀り、じゃがいもを植える様子
*冷たい水をじょうろに入れ何度も水やりする姿
*落ち葉の上を何度も何度も走り回って、感触を確かめる
*枯れ枝を持って散策
*クモの巣にいる大きなクモを見て驚く
*神社の静けさに驚く
*落ちているドングリを1.2.3.4.5....と数えながら集める
*階段に集まった落ち葉を手で掃く
*坂道を登ったり下ったりしている
*枯れ枝をマイクにして歌う様子

保育園では感じることのできない感覚を、五感をたくさん使って感じて帰ってきました。
保育室で感じることのできる感覚もたくさんありますが、戸外はさらに感覚を感じることのできる宝の世界です。
これからも戸外活動で過ごす時間を大切にしていきたいと思っています。

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【五感】とは...
動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来の分類による5種類、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のことを言うそうです。

日頃から
・わぁきれ~い!
・何の音?
・この触り心地気持ちがいい!
・この味好きだな~♡
・いい香りがする~。

と感じる瞬間をゆっくり過ごしているかな?と考えると、日々の暮らしを過ごす中でなかなかゆっくり感じきれていないな~と思うことも多い私。
そんな中でも保育で気を付けていることは、「いちいち感じた感覚を言葉にする」こと。
例えば、
水が冷たくて気持ちいいね! 玉ねぎの皮が今日はパリパリで剝きにくいね。 今日の給食美味しいね~! レンコンがシャキシャキするよ! 今日は風がないから暑くなってきたね。 見てみて!カニがエサを食べてるよ! カラスの鳴き声が聞こえるね~。 パンが焼けていい匂いがするね~。

と感じたことを言葉にします。

その言葉を発することで、自分自身も感覚をさらに感じようとすることができますし、
何よりも子どもたちがその言葉を吸収し、その言葉と感覚を一致づけ自分のものとしていきます。

日本には四季がありその時その時で感じられる感覚も様々です。その感覚をたくさん感じ取ることを一緒に楽しんでいきたいと思います。
ぜひ「いちいち言葉にする」こと、やってみてくださいね!
 


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