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子どもサイズ

2023.09.28 ハピネス日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

子ども達と生活する中で、子どもたちの持ち物はどれがいいのかな?と悩むときはありませんか?
今日は保育士Aさんからそんな悩みが出た時はどう言う視点で考えたらいいかそのヒントをお伝えしてもらいます。
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ICクラスで概ね2歳頃になると、それまで手提げバッグでの登園だったのが、リュックに変わります。
そこには、自分の荷物を持ち、自分の足
(力)で歩いてきて、保育室に入るという主体性を養っていくという目的があります。
そういう主体性を持ち始めたお子さんは、それからのお仕事の時間がよりよいものになる、という自立の一歩という意味合いでの、リュックへの変更でもあります。
抱っこをされて来て、保護者様からひきはがされるような気持ちでこちらに抱っこされるのと、自分で歩いてくる。
そこにどんな違いがあるのか?それは保育室の中にいる保育者のみぞ知る笑

さて、どんなリュックがいいのか?いろいろポイントはあると思いますが、
やはり大切なのは、ハピネス保育園の理念でもある「自分でできた」が感じられるものであるということ。
分かりやすく言うと、保育園に持ってくるもの(持ち返るもの)を自分1人で入れることができる大きさか。
【保育園に持ってくるもの】
・連絡帳
・パンツ、Tシャツ、ズボン3枚ずつ
・(夏場)タオル
・給食袋
・汚れ物を入れる巾着袋など。

これらを、最終的に自分1人で入れらるような大きさのものがいいのかな、と思います。
登園の準備をするときに、準備する姿を見せたり、「タオル入れるね」「ズボン入れるね」と紹介しながら入れてみたり、援助しながら一緒に入れたりしてみてもいいですよね!

我が子(次女)が3歳のとき、どんなに眠くても使ったものを出し、次の日に必要なものを自分で入れて寝ていました。(私がさせていたのではないです)
そんな彼女は、やはりいまだに自分の部屋はきれいで、やるべきことはやり遂げる人です。
え、同じ保育園に通った末っ子長男は‥‥‥‥‥
まぁ、いろんなタイプの人がいていいですよね!笑
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世の中には色々な商品が売られていますから、目移りしてどれを選んだらいいのかわからなくなってしまいますよね。
大人でも日頃生活していく中で、はさみもおたまも右利き用...この靴少し幅が広いな、この服袖が長いな...など大人でも使う道具や、服などのサイも自分にぴったりの物を見つけるのは難しいですよね。
そんな時は、もちろんデザイン性も気になりますが、自分の使いやすいものは...

と考える基準になっていると思います。
子どものサイズの基準も一緒です。子どもが自分で(子どもの力加減で)できるかな?子どものサイズにぴったりかな?と考えて見てくださいね。
すると見えてくるものがあると思います。(この靴自分で履くにはきつすぎるよね。このTシャツ自分で着れてもボタン付けられないな。このズボン自分で上げるにはゴムがきつすぎるな。など...)

そして子どもがリュックサックを背負って歩くのは、平衡感覚の発達の促しにつながります。
おっとっと〜となりながらも、自分で自分の重心を感じて調整する力が育っていきますよ。


保育園での環境づくりでも「自分でできたっ!」のお手伝いになってるかな?の視点でもの選びをしています。
これでいいのかな?と悩んだ時にはいつでもご相談くださいね。

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