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令和4年度最後の”めで鯛の日”

2023.03.17 ハピネス日記 給食日記

3月15日は平尾ビレッジで、16日は志免ビレッジで、”めで鯛の日”でした。”めで鯛の日”とは、子どもたちの健康な成長を願って尾頭付きの鯛を紹介する日です。こどもの日の5月、七五三の11月、年度最後の3月に行っています。

午前の自由選択活動の時間に言語のコーナーで生の真鯛を子どもたちに紹介しました。


平尾ビレッジでの出来ごと。
私が鯛のお皿を持って言語コーナーに座ると、真っ先に3歳の子たちが察して、「タイ でしょ!」と集まってきました。私が「今から鯛の紹介をするよ。その前に、お約束してほしいことがある」と言うと、「おさかなに かってに さわらな〜い」「とげがある」「さわったあとは てを あらう!」と、私が毎回言っていることを先回りしてきました。11月のときはがまんできずにツンツンしていたのに〜(笑)、成長したな〜。そして、ちゃんと覚えていてくれて、ありがとう〜(嬉)。


まあ鯛を見ているうちに気持ちと体がぐんぐん前に出ちゃって、後ろにいた小さい子たちから「みえな〜い」と声が上がったり、さわる順番の取りあいになったりしましたバイ😊 そりゃそうよね〜。それだけ魅力的、刺激的なんですよね、本物に触れる体験って。

とくに今回の鯛は本社からプレゼントされた30〜40cm大の立派なものでした。胸ヒレ、背ビレがピンッと鋭く、おなかの切り口から見える身がきれいな薄ピンク色。目玉やエラの内側なんかはちょっとグロテスクに感じる大人もいるかもしれませんが、子どもたちにとっては不思議の塊なんでしょうね。気持ち悪がる子なんていませんでした。

保育スタッフが鯛の紹介をした志免ビレッジでは、保育室に置いている図鑑を開いて「おなじ」と言いたげな指差しをする子がいたそうです。

本当は尾頭付きの鯛を焼いて子どもたちと一緒に食べたいところですが、園では子どもの喉に骨が刺さってはいけません。子どもたちには刺身用のサクでふりかけをつくって、平尾ビレッジではお昼給食のごはんかけて、志免ビレッジでは3時のおやつのおにぎりに混ぜて鯛の味を紹介しました。
「お魚を食べるのは、好きかい?」と聞くと、両園とも「すきーー!!!」と元気な答えが返ってきましたよ。

いつも食べている切り身の魚と何か違う感覚になったかな? なってないかな? それはわかりませんが、私たちは生命を食べて生きているということが一瞬でも伝わっていたらうれしいです。

今年度の”めで鯛の日”はおしまい。
次は新しいお友だちが増えている5月です。

給食室 ポニ🍙(あがたのりこ)



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