ブログ

環境への配慮-1月の園だよりより

2023.01.05 園長日記

明けましておめでとうございます。
新しい年がお子さまにとって、また、保護者の皆さまにとって、笑顔あふれる年になりますよう、お祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
先月の園だよりで紹介しました「自己への配慮」。
お休み中のご家庭では、ジャンバーの着脱や手洗い、鼻拭きなど、自分でやろうとする子どもの姿が多く見られたのではないでしょうか。
「やってる、やってる」と感じてもらっていたら嬉しいです。

さて、自身の身のまわりのお世話を「自己への配慮」と呼ぶのに対し、みんなが生活する環境をより良くするための活動を「環境への配慮」と、呼びます。

ご家庭での掃除、洗濯、料理、植物のお世話などのことで、園では、道具を子どもサイズに整え、使い方や手順を大人が紹介することで、子どもができるようになるのをサポートしています。大人からすると、サボりたいな〜と感じることもある分野ですが(私だけではないはず笑)、子どもたちには魅力的な活動です。
水や石けんなどの感覚、さまざまな道具を使う動き、汚れたものがピカピカになっていく過程…と、「楽しい要素」がふんだんに詰まっていますから。

ここで重要なのは、本当に汚れたところを雑巾で拭いて、本物のお花を花瓶に活けて、実際に使ったお皿を洗う…という本物の仕事であって、決して“ままごと”ではないというところ。

本物だからこそ、自分がこの環境に貢献している有用感を子ども自身が感じることができるのです。

ぜひ、ご家庭でも「一緒にやってみる?」と、簡単なおうちの仕事に誘ってみてはいかがですか。             
(園長 平野理都子)

PAGE TOP