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火曜日は魚給食の日🐟〜香味焼きレシピ〜

2022.04.25 パクパクレシピ ハピネス日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ 日々のこと 給食日記

4月もあと一週間。
慣らし保育だった新入園児さんたちも給食~3時おやつまでを過ごすようになりました。食卓につく姿も落ち着いていますよー。もう「新」をつけて呼ぶ時期は終わりですね~。

今日は、ハピネス保育園の魚給食について紹介します。

園では、毎週火曜日がお魚給食の日。魚のおかずがメインに登場します。

よく使う魚は、

【メルルーサ】 タラの仲間の白身魚。臭みと脂が少なく、ほろほろっとした食感です。シンプルな味付けから濃いめのソースまで何でも合うので、給食には一番よく使います

【シャケ】 やさしいピンク色が食卓を明るくしてくれます。子どもたちには覚えやすい魚のようで、お皿を覗いて「シャケ〜!」と歓喜する子もいます(笑) 薬膳では、おなかをあたためて、消化を助けてくれる食材です

【サバ】 脂がのって甘みがあり、シンプルな焼き魚や煮付けがおいしいです。トマトやナスなどのさっぱりとした夏野菜との相性もいいです。旬は秋から冬ですが、価格が手頃で、通年出回ります



【アジ】 旨味が濃くて、サバほど脂は多くなく、皮の歯切れもよくて、子どもが食べやすい青魚です。給食では、パン粉や青海苔をふりかけて焼き魚にすることが多いです


【イワシ】 小骨が多いので幼児食に取り入れるのがちょっとむずかしい印象ですが、すり身にするとグッと食べやすくなります。園の2月の節分の日は、昔、鬼祓いにイワシの頭を飾っていたことにちなんで”イワシナゲット”をおやつに食べます

【サワラ】 身がやわらかく、やさしい甘みがあります。身は白っぽいですが、青魚(赤身魚)の一つ。”魚へんに春”という字の通り、薬膳では春の気を補う力のある魚とされています

主菜によく使うのは以上の6種類です。しらす、鰹節、ツナは、毎日のように副菜に登場します。

魚は海のエネルギーを蓄えた生き物です。海のエネルギーは、薬膳では五臓のうちの腎に関わるエネルギー。腎は人の成長に関わる臓です。

ですので、私は、成長真っ只中の子どもたちには魚や海のものをしっかり食べてほしいと考えています。


ただ、魚介、とくに青魚は食アレルギーが出やすい食材。食べたことがあっても、体調によってはブツブツが出ちゃう子もまれにいます。ですので、新年度がはじまって生活がザワザワしているうちは、クセが少ない白身のメルルーサ、家庭でも食べ慣れている子が多いシャケを使います。園生活が落ち着いてくる6月以降の給食から青魚も出していきますね。

ですので、サバ、アジ、イワシ、サワラを家庭で食べたことがない場合は、これから時々食卓に登場させてもらえるとありがたいです。福岡ではどれもスーパーに切り身が並びますし、缶詰や干物も手軽に料理しやすいです。

4月の献立に出ている「白身魚の香味焼き」は魚をシャケ、サバ、アジ、サワラに変えてもよく合います。

<基本の材料>
・魚の切り身 250g(3〜4枚)
★生姜のすりおろし 5g
★ニンニクのすりおろし 5g
★甘酒 20g(大さじ1)…なければ、みりんでも
★醤油 12g(小さじ2)
★ゴマ油 4g(小さじ2)

・白ゴマ(すりごま) 5g(小さじ2)

<つくり方>
① ★を混ぜ合わせてつけダレをつくる
② 流水で洗って水気をよく拭いた魚の切り身を★に10〜30分漬ける
③ オーブンシートを敷いた天板に汁気を軽く拭いた魚を並べ、ゴマをたっぷりふりかけ、220℃のオーブンで10~15分焼く

つけタレの分量は魚の大きさや味の好みで加減してください。タレの味は濃いめですが、漬け時間をあまり長く置かないので、表面は香ばしく、中はふっくらと仕上がります。長く漬け過ぎて味がしっかり染み込んでも、それはそれでOK。焼いた後にほぐしてごはんに混ぜると食べやすくなります。(大人には、いい酒の肴になります🍺)

保護者さんから、子どもが食べやすい魚のレシピが思い浮かばないとう声を度々聞きます。ですので、給食の魚レシピをこれからもちょいちょい紹介していきますね。

給食室 ポニ(あがたのりこ)🍙

個人的には、どの魚も塩をふって焼くか、蒸すかだけの調理が好きです



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