ふわふわの肉団子レシピ
2022.04.07 パクパクレシピ 平尾ビレッジ 志免ビレッジ 日々のこと 給食日記
2022年度のハピネス保育園がはじまりました。
保育室のにぎやかな声が給食室にも聞こえてきます。
保育園の玄関で大泣きするわが子に「ごめんね〜」って後ろめたさを感じたり、「先生、手を煩わせてすみませ〜ん」とかって恐縮してしまうおとうさん、おかあさんも多いかもしれません。
でも、大丈夫ですよー👍
私たち園のスタッフは、この泣き声がたまらなく愛しいのですよ。
〇〇ちゃん、今、すごく周りの変化を感じているんだなーとか、一生懸命自分の気持を表現しているんだなーとか、一人ひとりの泣き声にものすごく命を感じます。
私にとっては、「この子にどんなごはんをつくったら、安心できるようになるかな」と泣き顔を見ながら考えるときが、給食スタッフとして一番気合が入る瞬間なんです。
子どもたちのおかげで、私たちも成長できる春🌱
私たちのところに来てくれて、ありがとう!
新ハピネスおとうさん、おかあさん、これからよろしくお願いします(・∀・)
さて、今日は、1〜2歳児クラス(IC)の給食に出てくる「肉団子」のレシピを紹介します。
新園児さんたちも、来週には慣らし保育が終わって給食がはじまりますね。
おとうさん・おかあさんには、毎日の給食の写真をアプリでお知らせします。
このブログには、子どもたちに人気があったレシピや子どもごはんについてのいろいろなお話を書いていきますね。
時々覗いて、みなさんのお家の食卓の参考にしていただければ、うれしいです。
■■■ふわふわ肉団子(献立表名は肉団子とビーフンのスープ■■■
<基本の材料:子ども30人分くらい。3〜4人家族だったら半分か1/3量で考えてください>
・鶏、または豚ミンチ 400〜500
・塩 少し
・ミンチと同じくらいの量の木綿豆腐
・玉ネギみじん切り、ミンチの半分くらい
・みそ、大さじ1くらい(塩ひとつまみでもOK)
・片栗粉 大さじ1くらい
<つくり方>
① ミンチと塩をボウルに入れ、手早く手で混ぜて粘りを出す
② 木綿豆腐を両手で挟むようにしてやさしく絞る(水分はある程度残っているほうがいい)
③ ②の豆腐、玉ネギ、みそ、片栗粉を加えて、豆腐が完全にミンチとまざるようによくこね合わせる(豆腐のかたまりが残っていたら食感が悪くなる)
④ お湯(または出汁)を沸かした中に③を一口大の団子にして加え、茹でる
汁の具としてつくることが多いけれど、ハンバーグのように焼いてもおいしいです。
この肉団子のふわふわポイントは、肉ダネにいろいろと加えすぎないこと。
子どもに少しでも野菜を食べさせようと、肉団子にいろいろ刻んで入れちゃうのは子育てあるある。でも、そうすると肉団子の食感がザクザクになっちゃうんですよね(それがおいしいときもある)。そこをさらになんとかしようとすると、汁やソースの味が濃くなっちゃうあるある。
私は、”小さく刻んで、混ぜ込んで、なんとかして子どもに食べさせる”食の進め方はおすすめしません。そうやって食べても、それは口に入っただけで、本当の意味でその子が食べたことにはならないから。料理がおいしくなるために刻んだ方がいい場合以外は、小さく刻みません。
この肉団子も野菜は甘みを出すための玉ネギのみ。スープで一緒に煮込んだほかの野菜から出る旨味も、栄養も、肉団子にしっかり染み込んでいるから、「キャベツは イヤー! にくだんご だけ たべるー」ってなってもOK〜と思っています。
あと、一皿のなかに子どもが「スキ♡」と思えるものがあれば、いつの間にか一緒に入れていた「キライ」食材も食べるようになっています。
うちの息子は1歳当時はイモ以外の野菜はすべてキライでした。なのに、この肉団子をアレンジしたピーマンの肉詰めは、まんまピーマンの見た目なのによく食べていましたー。
こね具合に慣れてきたら、玉ネギも、片栗粉も必要なし。ミンチの半量を魚に変えてもおいしい。シンプル、すぐできる肉団子なので、忙しい日のおかずにおすすめです。
4月の給食では、6日と20日のお昼に出ま~す★
給食室 ポニ🍙
2020年9月30日までの給食ブログはこちら→「ハピネスkitchen」