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感覚的な探求-11月の園だよりより

2021.11.02 ハピネス日記 園長日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

日中のぽかぽかとしたお日さまがより温かく感じられる程、朝晩の冷え込みに晩秋の気配が深まる頃となりました。衣服をこまめに調節しながら過ごしていきます。

 さて、感染症対策として、これまで人や物との接触を減らすことが余儀なくされてきました。

私たち大人が非接触になるのと、子どもの生活がそうなるのでは意味が大きく異なります。 

3歳までの子ども達は、感覚的な探求を通して、全ての世界(ものごと)を理解していきます。

色、音、味、手触り、口触り、匂いといった感覚的な印象を受け取って世界をみるのです。

そして、興味のあるものに向かって動き、触れ、その感覚体験がまた次なる運動(行動)を引き起こすことで、心と身体がひとつになっていくのを助けてくれます。

制限の多い情勢下に生まれ育つ子ども達には特に、日々の感覚的な探求を思う存分させてあげられる環境を提供したいと思っています。             

      

(園長 平野理都子)

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