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運動-10月の園だよりより

2021.10.04 ハピネス日記 園長日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ

木々の葉の色が変わり始め、秋の訪れも目に見えてわかるようになってきました。
葉っぱの色の変化する様を見上げながらお散歩をするのも、この秋の楽しみ方に加わりそうですね。

さて、モンテッソーリ教育は「運動」の教育ともいわれます。

ただし、ここでの「運動」は多くの人がイメージするような、速く走ることや特定のスポーツを指してるわけではありません。
自分の意思で自分の体を思い通りに動かし(随意運動)、日常生活をおくること全てが「運動」です。
見たいものを目で追い、触りたいものに手を伸ばし、それをつかみ、放し、そして行きたいところには、自分の体を使って移動をすること。

子どもたちの生活の中の動きは、全て「運動」です。

例えば、「喉が乾いたな」と思って、コップを手にして水を注ぎ、ゴクゴクと飲む。こんなことも、自分の意思を使って、自分の体を思い通りに動かして行っている「運動」ということ。

そして、子どもたちが活動的になればなるほど、その裏側では「自分は何かができる」という心の育ちが同時に起こっています。

このような考えから、モンテッソーリ教育では、

①子どもが自由に動けること
②子どもに選択肢

があることを大切にしています。                 

                                     (園長 平野理都子)

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