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言語コーナー

2021.08.20 ハピネス日記 志免ビレッジ

先週、園内研修で学んだ吸収精神、敏感期を生かして。

今日はたっくさんしゃべるぞーと

言語コーナーに居座る私。

さあ!ぞろぞろと子どもたちがきたぞきたぞ(笑)

「あ、あ、あ!!虫ー!!!」

ハピネスの壁には蜘蛛が姿を見せてくれました。
小さいものの敏感期にいる子どもはサイズ感がたまらない蜘蛛。
蜘蛛の行方を床にしがみつくように見入って、見送りました。

早出の時に入れ替えた図鑑。

蜘蛛のページをみて本物とてらし合わせる。

「蜘蛛がいたねー」と。

虫から動物のページに。

すぐさま気づく子ども。

子どもが手に取った瞬間から私と一緒にみると本を広げた。

表紙がライオンでまずは「ライオンだね」

すると子どもは少し図太い声でライオーン!!ガオー

みたいな。これはいつも私がおおげさに表現するようで子どもはそのまま吸収しているようです(笑)

1番大笑いしたのがオットセイの鳴き声。

私の「オーッホッ!オーッホッ!」と発すると

そっくりそのまま表現したいのだけど、喉のところから鳴き声を出しているのか?
子どもはじっと私を観察。
体を揺らし?揺さぶり?ながら鳴き声を真似していました。
実におもしろい。ほんとによく見ているんだと感じます。

ページをめくると、動物のどこかしらに小さなアリぐらいのうさぎのイラストが載っているんです。

動物からそのうさぎに興味が湧いた4.5人の子ども。

ページをめくっては探す。ページをめぐっては探す。

おもしろい子どもの視点です。

とにかく会話が途切れることなく、話していると。

そんなこんなで言語コーナーにいた時間50分。

子どもから教えてもらうことは、言葉の根っこの部分と言いますでしょうか。むしろ言葉はいらない。表情や身体を使ってなんとしてでも表現する。この力は私を笑顔にしてくれる。心から笑える。素直になれる。

次から次と子どもの興味が広がり、子どもに魅力がある!私はその魅力を今日の50分間、たっぷりと頂きました。

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