子どもと免疫力-7月の園だよりより
2021.07.01 ハピネス日記 園長日記 平尾ビレッジ 志免ビレッジ
強い日差しに、セミの声。暑さも日ごとに増していき、本格的な夏もすぐそこまで来ているようです。
6月は子どもたちのほぼ全員が、なんらかの体調不良で欠席する月となりました。
小さい子どもが熱を出したり体調を崩すと、早く良くならないかな〜と心配になりますね。
ですが、そのとき子どもの体内では、自己免疫システムをせっせとアップデートしているのです。
生後6カ月ごろにお母さんからもらった母子免疫が減少すると、子どもは身の回りのウイルスや細菌に感染しながら、免疫力を高めていきます。
鼻水や咳、発熱の症状が出るということは、身体がウィルスとしっかり戦っている証拠ですので、「がんばってるんだね〜」とも、とらえてくださいね。
また、暑くなり、クーラーをつける季節になりました。暑くなったら汗をかき、体を冷やそうとする汗腺も3歳ぐらいまでに育ちます。熱中症には気を常ながらも、身体を動かし汗をかき、シャワーでさっぱりした後に、涼しい部屋で食事をとったり眠ったりと、メリハリをつけて過ごしていきたいですね。
(園長 平野理都子)