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七草粥

2021.01.07 パクパクレシピ 給食日記

「今日は新しい年になって、七日めです」
志免ビレッジの午前活動の時間にちょっとだけお邪魔して、ポニが子どもたちに七草の話をしました。

お店で買った七草を小分けにしながら
「これが、せり。これが、なずな。ごぎょう、はこべら…」と紹介していると、近くのスタッフたちも自然につぶやきはじめ
「春の七草〜!」で声が勢揃い。
笑い合う私たち^m^
キョトンとする子どもたち・ω・

実際に七草が芽吹くのはもう少し先の季節だし、園がある立地では自生の七草すべてを見つけることはできません。
七草粥が行事として根付いた平安時代頃からしたら、“お正月のごちそうで疲れた胃をやすめる”という感覚もわかりにくい現代でもあります。
ちょっと苦い七草は、子どもにとってそんなにうれしい食べ物でもなさそう(私が子どもの頃は、そう思っていました〜)。

それでも、食べることと自然はつながっているのよ〜ということを体験できる時間として、七草粥を出す給食は大切に続けていきたいなーと思っています。


<2021年のハピネス七草粥のレシピ>
・米
・水…米の四倍くらい〜
・七草…市販の七草パックの中身の葉っぱ系と、すずな(蕪)、すずしろ(大根)を分けて使う
・みそ・甘酒・みりん…各大さじ1くらい
・ゴマ油…小さじ1強
・生姜・ゴマ…お好みで

①米を研いで鍋に入れ、たっぷりの水を加える。蓋をして強火にかける。沸騰したら、鍋底にくっついている米粒をヘラなどでやさしくこそぎ、火を弱める。米粒がぷるぷる踊るくらいの火加減を保って20〜30分。吹きこぼれないように蓋を少しずらしておく

②途中で水が足りないなと思ったら追加して好みのゆるさにする。米の粘りが出すぎないよう、なるべく混ぜずに炊く

③別の鍋に湯を沸かし、七草の葉っぱ系をさっと茹でる。茹で上がったらザルにとり、醤油をふりかけた後に絞る。細かく刻む

④すずな、すずしろは粗みじんにして、ゴマ油で炒める。みそ、甘酒、みりんを加え、水分を飛ばすように炒める。好みで生姜のすりおろし、ゴマを加える

⑤ ②の粥に③の葉を加えて混ぜ、食べるときに④を添える

③の醤油洗いをすることで、葉のクセがやわらいで米との馴染みがよくなります。そして、子どもが食べやすい甘い味のみそを添えてみました。



2020年9月30日までの給食ブログはこちら→「ハピネスkitchen」

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